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1.今年度入試から予測する来年度入試の動向

2011年度入試は、2010年度入試に比べ、全体としてはやや易化したと言えるでしょう。聖マリなどは特に顕著でした。難しい問題を解けるよりも、標準的な問題を手早く、正確に解ける能力が求められていると考えられます。一方で、杏林と慶応は非常に難易度を上げてきました。さすがに来年の杏林は易化すると予想されますが、他校がこれに続き難易度を上げる可能性もゼロとは言えません。標準的な問題を素早く、確実に得点できることをベースに、応用問題にも取り組めるような思考力を鍛えることが必要です。物理を得意科目に仕立て上げ,その得点力をペースメーカーとして,余裕を持って医学部合格出来るに足る最強のカリキュラムをアムス物理科では提供しています。
今年は慶応で原子分野から多くの出題がありました。
3月11日に発生しました東日本大地震において、原子力発電所が注目を浴び、その際に放射線や原子力発電の原理を耳にした人も多いでしょう。このようなことを踏まえ、今年は原子を出題範囲としている学校では、原子を出題する確率が高まると考えられます。あまり出題されないことを理由に、出題範囲に入っている大学を受ける人でもおろそかにしがちな分野ですが、しっかりと学んでおく必要があると思います。

2.指導方針

物理を苦手にする人の中に,問題を読んでも何がどうなるか見えてこないから解けない,と嘆く人がいます。基本問題は解けても目先を変えられたとたん,手も足も出なくなってしまう人,物理の骨格が分かっていない人です。実は何がどうなるかが見えないからこそ物理の出番なのであり,予想と独立した計算が可能だからこそ自然科学なのです。物理とは物理法則を根拠にした未来予言体系です。いつも一貫して物理法則を使用することが大切です。基本問題を簡単に解き流してはいけません。基本問題を通して物理の型を作る必要があります。良質な問題を通して物理法則の使い方と考察の仕方を学び,ニュートン力学の考え方を身につけ,物理的な直感力を後天的に獲得すること,正面切って物理学に向かい,自然科学の言語である数学を用いてもそれに振り回されることなく,楽しめる物理にすれば,自ずと道は開けます。そしてアムス物理科の道程に従って貰えさえすれば,それはいとも簡単に実現可能です。授業を通して何が重要で何が瑣末なことなのかを理解すれば,物理の骨組みが透けて見え,どんな問題でも必ず糸口をつかみ取り,考察しながら正解に至る真の実力を備えられます。

以下でもう少し具体的な年間カリキュラムについて述べたいと思います。
他塾に比べ圧倒的に授業数が多いため,アムスでは「生徒が解いてきたであろう問題の解説」中心の授業は行わず,基礎理論の講義を重要視し,演習では解法の体系化・一般化を追究します。

《春期講習から夏期講習まで》
唯一正確に物理法則を記述できる,「数学」という「言語」を用いて、物理の基礎理論の勉強をします。よって微積分を駆使します。微積分を駆使することで,暗記量も減る上に理解も明確になり,物理を「簡単」に捉えることができるようになります。微積分を使わない場合は,正しく物理学を理解することはむしろほぼ無理といっても過言ではなく,正しく理解することが医学部合格においても近道となることを強調しておきます。少し具体例をあげれば,
・力学:運動方程式から運動量と力積の関係式,運動エネルギーと仕事の関係式などを導く。
・電磁気学:Maxwell方程式(の積分形)を全て紹介し,そこから様々な公式を導く。
などがあります。これらは勉強することのほんの一部にすぎず,もちろん振動・波動論,熱力学,原子物理学も扱います。よって,主に講義中心の授業であり,演習は基礎理論の理解を深める基礎レベルの問題しか扱いません。
※説明されたことを理解するには、自分の頭を使うしかないので,積極的に復習をすることが求められます。アムスでは一日の大半が授業時間に充てられていますので,物理の授業中に自分で考え,覚える時間もとります。その場に常に先生がいますので,理解が浅い所がある場合は,個別対応や,より詳しく講義をするなど「得意に出来るきっかけ」を与え,柔軟に手を差し伸べます。

《後期から冬期講習前半まで》
夏までに勉強した知識を最大限に生かし,入試における典型問題(アムス物理科厳選「医学部への50題」)の演習を行います。演習といっても,目的は典型問題を「理解」し,「暗記」してもらうことにあります。アムスでは,解法を出来るだけ体系化,一般化し,「このような問題はこれらのタイプに分類され,各々はこのような理由でこの解法を取れば必ず解ける」ということを可能な限り明示的に教えていきます。最終的には,この期間に扱った典型問題を「見た瞬間に解法が思い浮かぶまで暗記」を徹底します。医学部物理は出題パターンが決まっているので,これらの解法を正確に覚えていれば,入試で困ることはほとんどなくなります。

《冬期講習後半から直前講習まで》
センター試験対策と入試問題演習を行います。ほとんどの入試問題は,アムス物理科厳選「医学部への50題」をしっかり理解できていれば,常に容易である事実を確認してもらう期間です。また,準典型問題(一度解いた経験が無いとやや苦戦する問題)や思考型の問題の訓練も行い,各大学の時間配分や,特徴的な問題を抑えることで,確実に二次合格者平均点を楽々超えることを目指します。(合格最低点ではありません。)

3.二次対策にすべてが通じるアムスの強み

我々の下で物理を学ぶことにより伸びる汎用的な力として「論理的思考力」が挙げられます。指導方針のところにも書きましたが,基本的な原理・原則をはじめに講義し,その後体系的に問題を解く方法を教えます。常に論理的に正しいことが求められます。A→B、B→C,C→Dのような形で,非常にきれいに論理が流れていきます。しかし,これは何も物理に限ったことではありません。他科目,二次対策,しいては日常生活においても,このように論理的に隙間なく考えられることが重要です。特に二次の小論文や面接では日本語でこの論理性が求められます。しかし,我々の下で常に論理的に正しく考える練習を積んでいれば,さほど難しいことではないと思います。
他にも丁寧に問題文を読み,何を意図しているのかを読み解き,数式に置き換える作業を通して,読解力を鍛えることができます。授業中の質疑応答等を通して,自分の言いたいこと,聞きたいことを正確に日本語で講師に伝える練習をすることで,コミュニケーション能力も高めることができます。このようなことができるのは、生徒と講師との間の距離が非常に短いアムスならではのことだと思います 。

4.一体何が他の予備校と違うのか

大きく違う点として二点挙げられます。第一に,指導方針です。アムスの特徴として,理論体系の講義に膨大な時間(1学期及び夏期講習の半ばまで)を使います。基本法則をしっかりと理解し,その後の演習にスムーズについてきてもらいたいからです。
演習にも際立った特徴があります。
アムス物理科では,解法をできるだけ体系化,一般化し,アムス物理科厳選「医学部への50題」の問題の解法を覚えることで,入試において困ることがないという状態にします。
医学部物理を得点源にする明確な目標の下に,このような指導をしている塾は他にはありません。
取りあえず,問題の解説だけをしているところが多いのが現状です。
第二に,生徒と講師の距離が近いという点です。
他塾においてはチューターという存在がいると思いますが,アムスにはそのような存在は一切不要です。何故なら授業を行っている先生が,責任を持って皆さんの合格まで,チューターに代わる役目までを果たしているからです。
授業を行っている先生に,勉強での質問は勿論のこと,それ以外の悩み事までも気軽に直接相談できる環境というのは,アムスならではのものであり,受験生にとっても非常に心強いものに違いないはずです。

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