
◆アムス科目案内
物理科
基本典型問題は解けるけど,少し目新しい問題になると解けなくなる。問題によって成績に波があり,でき不出来の差が大きい。直感力が無いのでどうしようもない。そんな印象をもっている人はこれまでの努力の質が悪かった人です。公式を暗記して,ただひたすら問題を解きまくる,それでは物理の真の実力は備わりません。
物理を苦手にする人の中に,問題を読んでも何がどうなるか見えてこないから解けない,と嘆く人がいます。基本問題は解けても目先を変えられたとたん手も足も出なくなってしまう人,物理の骨が分かっていない人です。実は何がどうなるかが見えないからこそ物理の出番なのであり,予想と独立した計算が可能だからこそ自然科学なのです。物理とは物理法則を根拠にした未来予言体系です。いつも一貫して物理法則を使用することが大切です。問題パターンに応答して公式を選択してはいけません。力学や電磁気学といった分野ごとに物理法則があるのです。基本問題を簡単に解き流してはいけません。基本問題を通して物理の型を作る必要があります。良質な問題を通して物理法則の使い方と考察の仕方を学び,ニュートン力学の考え方を身につけ,物理的な直感力を後天的に獲得すること,正面切って物理学に向かい,自然科学の言語である数学も用いてもそれに振り回されることなく,楽しめる物理にすれば,自ずと道は開けます。そしてそれは可能です。授業を通して何が重要で何が瑣末なことなのかを理解すれば,物理の骨が見え,どんな問題でも必ず糸口をつかみ取り,考察しながら正解に至る真の実力を備えられます。
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